2019/07/11
台風や集中豪雨といったことばがニュースや天気予報で聞かれる季節になってきました。最近は毎年のように大きな水害が日本のどこかで起きている気がします。埼玉東部もかつては川の氾濫が相次いだ地域のですが今は治水のおかげなんとかなっているようです。それでも数年前の茨城の水害は大変なものでした。同じ水域に属しますし、ここからはそれほど遠くはありません。早めの避難と言われてもピンときませんが、他人事だと思ってはいけないようです。
<かぜ情報>
季節がら、とくにかぜが多いという状況ではありません。今年は早い時期から手足口病が増えてきていると報道されています。7月始めの時点ではまだこの地域ではそれほど多くみられませんが、手足口病は毎年子供を中心に流行しています。幼児に多い病気で学童、成人となるにしたがってかかる頻度は減りますが、大人がいったんかかると逆にかなりつらくなりますので周囲にそのようなお子さんがいたらご自身も注意してください。
<糖尿病教室のご案内>
7月27日(土)17:00から、恒例の糖尿病教室を開催いたします。今回は院内ではなく県民活動センター(けんかつ)に場所を移します。今回のテーマは糖尿病性足病変です。私や糖尿病療養士の看護師の話のあとに外部講師を招いての足ヨガのエクセサイズも予定しており内容は盛りだくさんとなります。多くの方のご参加をお待ちしております。参加希望の方は事前にお申込みをお願いいたします。繰り返しますが今回はいつもと別の場所になりますのでご注意ください。
<伊奈町特定検診のご案内>
例年通り、6月10日より伊奈町の特定検診が始まっています。期間は9月末までです。対象者は伊奈町の国民健康保険の保険証か後期高齢者の保険証をお持ちの方になります。対象者には6月始めころには役場から案内が郵送されていると思います。当院では完全予約制で午前に実施いたします。毎年期間の最期の9月は予約で混雑しますので早めの受診をお願いします。
<糖尿病コーナー>
(院長の日記が長くなったので今回はお休みです)
<院長の日記>
今年の5月のゴールデンウイークはちょっと長めの休みをいただきまして、連休の前半にドイツのベルリンに旅行にいってきました。一人で行きましたが、ベルリンには弟が住んでいますのでいろいろと案内してもらいました。元号が変わることによる異例の長さの連休なので日本人旅行者が多いことを予想していましたが、意外なことにほとんど見かけませんでした。ベルリンから足を伸ばしてライプツィヒにもいったのですがそこでは見かけませんでした。中国人すら見かけませんでした。せっかく海外に行くのだからなるべく日本人に会いたくないと思っていたのでとても幸運でした。大都市ではあるのですが、案外観光地としては地味なのかもしれません。観光よりも現地の雰囲気や日本との生活スタイルの違いなどがやはり興味深かったです。ドイツはEUでは一人勝ちといていいほど経済がうまくいっています。そのせいか活気があるように感じられました。そしてあちこちで工事をしていました。東西統一後の都市整備がまだ終わっていないようです。しかしヨーロッパ全体に共通することですが、ニュースで聞くように移民が大きな問題となっています。ここが日本とは違うところでしょう。実際に街中を歩いていると中東系と思われる人々をよくみかけます。長く住んでいる弟には見分けがつくようで、あれはトルコ人、あれはシリアあたり、あれはロシア人(中東系でも移民でありませんが)、などと教えてくれます。レストランやカフェの店員にも中東系と思われる人が多かったです。日本でも都内のコンビニやファーストフードの店員にアジア系の人が多くなっていますがこれはそのような感覚なのでしょうか。人種や移民問題に起因するテロのニュースも聞いたことがあると思いますが、ベルリンはむしろとても治安がいいそうで、弟によるとドイツの警察は徹底的に仕事をしてくれる(当たり前のことかもしれませんが)とのことで、市民も何かあるとすぐに警察に通報するそうです。夜の遅い時間の電車でも女性一人でいるのをよくみかけました。また、自転車が広く使われていて、通勤時間帯には車とともにかなり多くの自転車通勤者を目にします。そのせいか、多くの通りで歩行者と自転車のエリアが区切られており、私などうっかり自転車の通行帯に足を踏み入れたらその場ですぐに注意されました。これも弟によるとドイツ人はまじめで理屈っぽいので遠慮なく他人でも注意するそうです。また、コンビニはありません。首都の中心であっても深夜には店はすべて閉まります。24時間なんでもそろうコンビニがあるのが当たり前な日本が特殊なのでしょう。スーパーでの買い物では今問題となっているレジ袋はありません。自分でレジまでもっていき、会計台の横にあるベルトコンベアーに商品をならべて置きます、長いコンベアなので前後の人の商品と区別するために棒のようなものを自分で置いて仕切りをつくります。レジ袋がないため、万引きと思われないような閉めることができない中身が見えやすい買い物袋を自分でもって行く必要があります。これは最近の日本でも徐々に広まってきていますね。自動車についてはやはりドイツ車(メルセデス、BMW、アウディ、フォルクスワーゲン!)が多く、アメリカなどと比べると日本車は意外なほど少なかったです。フランス車(ルノー、シトロエン、プジョー)がドイツ車に次いで多くみかけました。駐車場は少なく、路駐が多いです。当たり前のように止めても違反にならないようで、そのあたりはよく理解できません。弟も特定の契約駐車場は持たず、アパートの近くの川べりに路駐していました。ドイツの高速道路、アウトバーンも体験しました。日本と違って制限速度がないことで知られていますが、実際はあちこちが工事中のため、部分的に制限速度を設けているところが多かったように思います。それでも実際にポルシェなどに乗って一度でいいから飛ばしてみたいなと思いました。滞在もそろそろ終盤、お土産でも買おうかなと思いましたが、お土産などどこにも売っていません。観光客用のお土産やお土産屋があるのは日本だけなのでしょうか。仕方がないのでスーパーで普通に売っているお菓子と珈琲とバターを買いました(お肉や調味料は今は空港の税関で没収されてしまうので注意が必要です)。外国旅行に慣れている人にとっては特に珍しい話でもなかったかもしれませんが10数年前に学会に参加するために同じくベルリンに行った時以来の海外でしたのでとても新鮮な体験でした。またいつか行ければと思っています。本当はもっと長期に滞在して現地の人たちと交流したいのですが・・・。
<かぜ情報>
季節がら、とくにかぜが多いという状況ではありません。今年は早い時期から手足口病が増えてきていると報道されています。7月始めの時点ではまだこの地域ではそれほど多くみられませんが、手足口病は毎年子供を中心に流行しています。幼児に多い病気で学童、成人となるにしたがってかかる頻度は減りますが、大人がいったんかかると逆にかなりつらくなりますので周囲にそのようなお子さんがいたらご自身も注意してください。
<糖尿病教室のご案内>
7月27日(土)17:00から、恒例の糖尿病教室を開催いたします。今回は院内ではなく県民活動センター(けんかつ)に場所を移します。今回のテーマは糖尿病性足病変です。私や糖尿病療養士の看護師の話のあとに外部講師を招いての足ヨガのエクセサイズも予定しており内容は盛りだくさんとなります。多くの方のご参加をお待ちしております。参加希望の方は事前にお申込みをお願いいたします。繰り返しますが今回はいつもと別の場所になりますのでご注意ください。
<伊奈町特定検診のご案内>
例年通り、6月10日より伊奈町の特定検診が始まっています。期間は9月末までです。対象者は伊奈町の国民健康保険の保険証か後期高齢者の保険証をお持ちの方になります。対象者には6月始めころには役場から案内が郵送されていると思います。当院では完全予約制で午前に実施いたします。毎年期間の最期の9月は予約で混雑しますので早めの受診をお願いします。
<糖尿病コーナー>
(院長の日記が長くなったので今回はお休みです)
<院長の日記>
今年の5月のゴールデンウイークはちょっと長めの休みをいただきまして、連休の前半にドイツのベルリンに旅行にいってきました。一人で行きましたが、ベルリンには弟が住んでいますのでいろいろと案内してもらいました。元号が変わることによる異例の長さの連休なので日本人旅行者が多いことを予想していましたが、意外なことにほとんど見かけませんでした。ベルリンから足を伸ばしてライプツィヒにもいったのですがそこでは見かけませんでした。中国人すら見かけませんでした。せっかく海外に行くのだからなるべく日本人に会いたくないと思っていたのでとても幸運でした。大都市ではあるのですが、案外観光地としては地味なのかもしれません。観光よりも現地の雰囲気や日本との生活スタイルの違いなどがやはり興味深かったです。ドイツはEUでは一人勝ちといていいほど経済がうまくいっています。そのせいか活気があるように感じられました。そしてあちこちで工事をしていました。東西統一後の都市整備がまだ終わっていないようです。しかしヨーロッパ全体に共通することですが、ニュースで聞くように移民が大きな問題となっています。ここが日本とは違うところでしょう。実際に街中を歩いていると中東系と思われる人々をよくみかけます。長く住んでいる弟には見分けがつくようで、あれはトルコ人、あれはシリアあたり、あれはロシア人(中東系でも移民でありませんが)、などと教えてくれます。レストランやカフェの店員にも中東系と思われる人が多かったです。日本でも都内のコンビニやファーストフードの店員にアジア系の人が多くなっていますがこれはそのような感覚なのでしょうか。人種や移民問題に起因するテロのニュースも聞いたことがあると思いますが、ベルリンはむしろとても治安がいいそうで、弟によるとドイツの警察は徹底的に仕事をしてくれる(当たり前のことかもしれませんが)とのことで、市民も何かあるとすぐに警察に通報するそうです。夜の遅い時間の電車でも女性一人でいるのをよくみかけました。また、自転車が広く使われていて、通勤時間帯には車とともにかなり多くの自転車通勤者を目にします。そのせいか、多くの通りで歩行者と自転車のエリアが区切られており、私などうっかり自転車の通行帯に足を踏み入れたらその場ですぐに注意されました。これも弟によるとドイツ人はまじめで理屈っぽいので遠慮なく他人でも注意するそうです。また、コンビニはありません。首都の中心であっても深夜には店はすべて閉まります。24時間なんでもそろうコンビニがあるのが当たり前な日本が特殊なのでしょう。スーパーでの買い物では今問題となっているレジ袋はありません。自分でレジまでもっていき、会計台の横にあるベルトコンベアーに商品をならべて置きます、長いコンベアなので前後の人の商品と区別するために棒のようなものを自分で置いて仕切りをつくります。レジ袋がないため、万引きと思われないような閉めることができない中身が見えやすい買い物袋を自分でもって行く必要があります。これは最近の日本でも徐々に広まってきていますね。自動車についてはやはりドイツ車(メルセデス、BMW、アウディ、フォルクスワーゲン!)が多く、アメリカなどと比べると日本車は意外なほど少なかったです。フランス車(ルノー、シトロエン、プジョー)がドイツ車に次いで多くみかけました。駐車場は少なく、路駐が多いです。当たり前のように止めても違反にならないようで、そのあたりはよく理解できません。弟も特定の契約駐車場は持たず、アパートの近くの川べりに路駐していました。ドイツの高速道路、アウトバーンも体験しました。日本と違って制限速度がないことで知られていますが、実際はあちこちが工事中のため、部分的に制限速度を設けているところが多かったように思います。それでも実際にポルシェなどに乗って一度でいいから飛ばしてみたいなと思いました。滞在もそろそろ終盤、お土産でも買おうかなと思いましたが、お土産などどこにも売っていません。観光客用のお土産やお土産屋があるのは日本だけなのでしょうか。仕方がないのでスーパーで普通に売っているお菓子と珈琲とバターを買いました(お肉や調味料は今は空港の税関で没収されてしまうので注意が必要です)。外国旅行に慣れている人にとっては特に珍しい話でもなかったかもしれませんが10数年前に学会に参加するために同じくベルリンに行った時以来の海外でしたのでとても新鮮な体験でした。またいつか行ければと思っています。本当はもっと長期に滞在して現地の人たちと交流したいのですが・・・。