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風邪(かぜ)症候群
風邪(かぜ)は誰でもひいてしまいますが、できればかかりたくないものです。
症状はつらいですが、風邪だけであれば基本的には自然に改善が見込まれます。
しかし、風邪、あるいは風邪のような症状で受診されるのはなんらかの不安を感じていらっしゃるからだと考えます。
「症状がつらい」「早く治したい」「なかなか治らない」「本当に風邪なのか?」など様々でしょう。
「病は気から」ともいいますが、風邪が改善するには心と体のバランスが大切です。当院ではその点を考慮しながらより良い診断や検査、さらには風邪の改善を妨げず、体にやさしい処方を心がけます。
(漢方薬を組み合わせることが多いです。しかし漢方薬が苦手な方には処方はしません)。
以下のような場合には、ご来院いただいた後、当方で隔離スペースなどに誘導させていただくことがあります。
- インフルエンザが疑われる場合
- 小児で水ぼうそうやおたふくが疑われる場合
- 強い咳がみられる場合
- 嘔吐がみられる場合
- そのほか高熱がみられる場合 etc.
上記のような場合は受付にお申し出ください。ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
※以下の検査キットは用意しております。
インフルエンザ、マイコプラズマ肺炎、溶連菌、RSウイルス、アデノウイルス
小児
伊奈町北部は小さなお子様をもつ世帯が増えており、当院にも小児が多数受診されています。おかげさまで小児の診療経験を多数積ませていただきました。今後も小児の診療で皆さまのお役に立てれば、と考えております。
待合室には多数の絵本をそろえておりますし、診察中にも少しでもお子様が不安にならないように努めたいと考えております(お子様を診察するには、なるべく泣かれない方がいいので、こちらも必死です!)
診察の際には以下のような質問をさせていただくことが多いです。
あらかじめ情報を整理していただくととてもありがたいです。
- いつから症状があるのか
- 兄弟や家族でも、体調を悪くしている人がいなかったか
- 現在の体重(不明の場合はその場で測定しますので大丈夫です)
- 生後、入院や手術を受けるなどの大きな病気にかからなかったか
- 突発性発疹にすでにかかったか(特に乳児の発熱のとき)
- シロップのくすりと細粒(ドライシロップ)のくすりのどちらを希望するか(くすりによってはご希望に沿えないこともあります)
- どこの保育園や幼稚園に通っているか(各施設の流行状況を参考にすることがあります)
- 咳や鼻水がひどくて眠れないことがあるか
- 食事(哺乳)はどの程度とれているか
・・・・・・などです。
症状が重度な場合や特定の疾患(重度の肺炎や喘息、川崎病、麻疹、腸重積、重度の脱水など)によっては早めに近隣の専門科に紹介するなどの対応をさせていただいております。他施設と連携をすることでより良い医療が受けられるように心掛けでおります。
高血圧
高血圧は放置しておくと、動脈硬化を促進し、脳卒中や心臓疾患などのリスクとなります。日ごろの血圧のコントロールが大切です。残念ながら、降圧剤の内服が治療の主体となってしまいますが、塩分摂取の管理やストレスの回避などで、血圧が下がる場合もあります(糖尿病の合併症も高血圧があるとより進行しやすくなります)。
高血圧は体質や生活習慣がその背景となり、はっきりした原因がない場合がほとんどです。しかし稀に内分泌の異常や腎臓の異常が原因となっている場合もあります。もし、そのような疾患が疑われる場合には詳しい検査が必要です。
高脂血症
血液中のコレステロールまたは中性脂肪の値が高いことを高脂血症といいます。とくにLDL-コレステロールは悪玉コレステロールと呼ばれ、値が高い場合には動脈硬化が進展しやすくなります。喫煙習慣や糖尿病、肥満、高血圧も併せて指摘されている場合にはお薬により日頃からの治療が必要です。また、狭心症や心筋梗塞などの冠動脈疾患にかかったことがある人もお薬によるコレステロール値のコントロールが必要です。
善玉コレステロールであるHDL-コレステロールの値が低い場合も動脈硬化のリスクが高いといわれています。
高LDL、高中性脂肪に低HDL血症を加えて「脂質異常症」ともよびます。
運動やある程度の食事療法でも改善が期待できます。