2019/06/03
急に暑くなってきました。既に猛暑の予感が漂っていますが、まだわかりません。寒がりの私としては暑さに慣れないというよりは冷房に慣れない体の⽅が⼼配です。少なくとも⾃分のいるところはなるべく冷房はかけないか、つけても寒いと思ったらすぐ消すくらいにしています。下着もすぐには夏仕様にしないように⼼掛けていますし、⻑袖もまだ使うと思います。とにかく油断して冷えないようにしたいです。
<かぜ情報>
特定の流⾏性の疾患はみられませんが、夏⾵邪っぽい発熱主体のウイルス感染がやや⼩児を中⼼にやや多い印象です。また、学童や園児にリンゴ病が散⾒されます。⼤⼈ではやや咳が⻑引くかぜがみられます。
<糖尿病教室のご案内>
7⽉27⽇(⼟)17:00から、恒例の糖尿病教室を開催いたします。今回は院内ではなく県⺠活動センター(けんかつ)に場所を移します。今回のテーマは糖尿病性⾜病変です。私や糖尿病療養⼠の看護師の話のあとに外部講師を招いての⾜ヨガのエクセサイズも予定しており内容は盛りだくさんとなります。多くの⽅のご参加をお待ちしております。参加希望の⽅は事前にお申込みをお願いいたします。繰り返しますが今回はいつもと別の場所になりますのでご注意ください。
<伊奈町特定検診のご案内>
例年通り、6⽉10⽇より伊奈町の特定検診が始まります。期間は9⽉末までです。対象者は伊奈町の国⺠健康保険の保険証か後期⾼齢者の保険証をお持ちの⽅になります。対象者には6⽉始めころには役場から案内が郵送されます。当院では完全予約制で午前に実施いたします。毎年期間の最期の9⽉は予約で混雑しますので早めの受診をお願いします。
<糖尿病コーナー>
最近、ちょっとあやしくなってきた感じもしますが、とりあえず⽇本は景気がいいことになっています。といっても戦後の⾼度経済成⻑期のように所得が右肩上がりになる訳ではなく⽣活が豊かにはならないので好景気をあまり実感できないのではないでしょうか。むしろ⼈⼿不⾜などで⼼も体も余裕がなくなってしまう⼈の⽅が多いのではないかもしれません。働きたくても働くところが⾒つからないのもつらいでしょうけれど、体をすり減らす毎⽇というのもつらいでしょう。私は埼⽟の⽚隅で糖尿病の患者さんを通して世の中の状況を肌で感じていると思っています。そして⾎糖コントロールがうまくいかないご本⼈にお話をお聞きするとき、今の⽇本の厳しい状況が垣間⾒えるような気がします。特に、例えば真⾯⽬に⾷事に気をつけているし、そこそこ動くようにしていても⾎糖が上がってしまうといった働き盛りの世代の⽅にお話をきくと多くの場合、帰宅が遅い、⼣⾷が遅い、夜勤が多いなどで苦労されている⽅が多いです。同じ⾷事で同じ運動量でも⽣活リズムの乱れやストレスで⾎糖が上がるというのが最近特に実感されます。かつては糖尿病の治療の基本は、⾷事、運動、お薬の3つとされてきましたが私はそれにもう⼀つ「規則的な⽣活リズム」を加えるべきだと考えます。糖尿病の⽅が⼊院すると⼀時的に⾎糖がよくなるのは⾷事が管理されているからだけではなく、睡眠と⾷事の時間が半ば強制的に管理されているからでしょう。そうは⾔ってもこれは個⼈で努⼒しても限界があるはずです。私もよく診察の時に皆さんに規則正しい⽣活を、なんて⾔ってしまいますが、⾔ってはみても本⼈だけでは実現は難しいのもわかるのでむなしくなることがあります。我々同業者同⼠でもたまに相談しますが、やはりどこの医療者も夜勤や帰宅が遅い場合の⾎糖コントロールを劇的によくする⽅法はなかなかあるものではいと認識していて、むしろお⼿上げに感じてしまうと⾔う⼈さえもいます。ここはやはり社会全体で取り組むべき課題でしょう。最近になって「働き⽅改⾰」というよう名で働きすぎを見直そうという理念の芽が⽣まれてきているように感じますが、国⺠の健康にも直結するという認識も必要だと思います。国⺠が健康的になれば医療費も減らせるかもしれません。それだけでも社会にとっては⼤きなメリットになるはずです。費⽤の問題を起点にすると改⾰にも本腰をいれてとりくむ流れになるのではないでしょうか。埼⽟の診療所の⼀医療者のオピニオン(意⾒)です。
<院⻑の⽇記>
基本的になるべくテレビは⾒ないようにしています。決して嫌いではないのですが、いったん⾒始めるとついつい⻑く⾒てしまうのが理由の⼀つです。よほど疲れていて何もしたくない時にはテレビをつけてしまいますが、そのような⾒⽅では⼤抵、後で後悔してしまいます。ああ、無駄な時間を過ごしたな、と。また、テレビを観なくてもつけっぱなしにすることも控えるようにしています。テレビをつけていると不思議なことになんとなく疲れます。⾃分のペースやリズムのようなものが乱れたり、神経的にも疲労を感じます。それはテレビの内容にもよるでしょうが、ワイドショーやバラエティー番組で特に感じます。「嫌い」とは違います。嫌いだったら⾒ないにように努⼒をする必要はありません。そもそもテレビは少しでも⻑く⼈を引き付けて視聴してもらうようにできているので、それは⾃覚した⽅がいいと思いますし内容の正確性はあてにしてはいけないと思います。テレビを避けるようにする3つ⽬の理由はコマ―シャルが耐えられないことです。いいところで必ずコマ―シャルが⼊ります。コマ―シャルが終わってまた再開するとさっき中断したところよりちょっと戻っています。内容の復習の意味もあるのですが、だとすると、視聴者に丁寧すぎる、悪く⾔うと⾺⿅にしているように感じます。そしてようやくちょっと進んだらまたコマ―シャルでまたちょっと戻って再開。結局、トータルで⾒ている時間のわりには内容はあまり進んでいないと感じてしまい、もともとせっかちな性分なので気になって仕⽅ありません。従って、⺠放よりもNHKを⾒ることの⽅がずっと多いです。⾃分の好きな⼤相撲中継や歴史番組(「英雄の選択」など)は⼤好きです。クラシック⾳楽の演奏会も放送してくれます。そもそも、NHKはスポンサー収⼊が不要で視聴料で運営されているので⺠放よりも内容の濃い番組が作れるのは当たり前なのですが。それでも時々不正確であったりやらせに近いものを放映することがあるので頭から信⽤はしない⽅がいいでしょう。⺠放会社はテレビの本業では利益はあまり得られず、グループ会社のその他の利益でなんとか維持していると聞いたことがあります。いろいろ⾟辣なテレビ批判をしましたがやっぱり好きな番組はあるので挙げてみます。私がいまハマっている番組はNHKの「チコちゃんに叱られる」と「ブラタモリ」です。他にBSで⾵景やペットを映している番組には癒されることがありますし、英語の海外ニュースも勉強になるので、⾒ることが多いです。そういえば⽇曜の朝にやっている「⼩さな旅」もいいですね。「チコちゃんに叱られる」は情報がたまに怪しいと感じるときがありますが、⼤好きなのはサブキャラのカラス「キョエちゃん」です。⺠放でもお笑い芸⼈の話はやっぱり⾯⽩いですし・・・、あれ?なんだかんだいっても結局⾒てますね。
2019-06-03 22:57:07
<かぜ情報>
特定の流⾏性の疾患はみられませんが、夏⾵邪っぽい発熱主体のウイルス感染がやや⼩児を中⼼にやや多い印象です。また、学童や園児にリンゴ病が散⾒されます。⼤⼈ではやや咳が⻑引くかぜがみられます。
<糖尿病教室のご案内>
7⽉27⽇(⼟)17:00から、恒例の糖尿病教室を開催いたします。今回は院内ではなく県⺠活動センター(けんかつ)に場所を移します。今回のテーマは糖尿病性⾜病変です。私や糖尿病療養⼠の看護師の話のあとに外部講師を招いての⾜ヨガのエクセサイズも予定しており内容は盛りだくさんとなります。多くの⽅のご参加をお待ちしております。参加希望の⽅は事前にお申込みをお願いいたします。繰り返しますが今回はいつもと別の場所になりますのでご注意ください。
<伊奈町特定検診のご案内>
例年通り、6⽉10⽇より伊奈町の特定検診が始まります。期間は9⽉末までです。対象者は伊奈町の国⺠健康保険の保険証か後期⾼齢者の保険証をお持ちの⽅になります。対象者には6⽉始めころには役場から案内が郵送されます。当院では完全予約制で午前に実施いたします。毎年期間の最期の9⽉は予約で混雑しますので早めの受診をお願いします。
<糖尿病コーナー>
最近、ちょっとあやしくなってきた感じもしますが、とりあえず⽇本は景気がいいことになっています。といっても戦後の⾼度経済成⻑期のように所得が右肩上がりになる訳ではなく⽣活が豊かにはならないので好景気をあまり実感できないのではないでしょうか。むしろ⼈⼿不⾜などで⼼も体も余裕がなくなってしまう⼈の⽅が多いのではないかもしれません。働きたくても働くところが⾒つからないのもつらいでしょうけれど、体をすり減らす毎⽇というのもつらいでしょう。私は埼⽟の⽚隅で糖尿病の患者さんを通して世の中の状況を肌で感じていると思っています。そして⾎糖コントロールがうまくいかないご本⼈にお話をお聞きするとき、今の⽇本の厳しい状況が垣間⾒えるような気がします。特に、例えば真⾯⽬に⾷事に気をつけているし、そこそこ動くようにしていても⾎糖が上がってしまうといった働き盛りの世代の⽅にお話をきくと多くの場合、帰宅が遅い、⼣⾷が遅い、夜勤が多いなどで苦労されている⽅が多いです。同じ⾷事で同じ運動量でも⽣活リズムの乱れやストレスで⾎糖が上がるというのが最近特に実感されます。かつては糖尿病の治療の基本は、⾷事、運動、お薬の3つとされてきましたが私はそれにもう⼀つ「規則的な⽣活リズム」を加えるべきだと考えます。糖尿病の⽅が⼊院すると⼀時的に⾎糖がよくなるのは⾷事が管理されているからだけではなく、睡眠と⾷事の時間が半ば強制的に管理されているからでしょう。そうは⾔ってもこれは個⼈で努⼒しても限界があるはずです。私もよく診察の時に皆さんに規則正しい⽣活を、なんて⾔ってしまいますが、⾔ってはみても本⼈だけでは実現は難しいのもわかるのでむなしくなることがあります。我々同業者同⼠でもたまに相談しますが、やはりどこの医療者も夜勤や帰宅が遅い場合の⾎糖コントロールを劇的によくする⽅法はなかなかあるものではいと認識していて、むしろお⼿上げに感じてしまうと⾔う⼈さえもいます。ここはやはり社会全体で取り組むべき課題でしょう。最近になって「働き⽅改⾰」というよう名で働きすぎを見直そうという理念の芽が⽣まれてきているように感じますが、国⺠の健康にも直結するという認識も必要だと思います。国⺠が健康的になれば医療費も減らせるかもしれません。それだけでも社会にとっては⼤きなメリットになるはずです。費⽤の問題を起点にすると改⾰にも本腰をいれてとりくむ流れになるのではないでしょうか。埼⽟の診療所の⼀医療者のオピニオン(意⾒)です。
<院⻑の⽇記>
基本的になるべくテレビは⾒ないようにしています。決して嫌いではないのですが、いったん⾒始めるとついつい⻑く⾒てしまうのが理由の⼀つです。よほど疲れていて何もしたくない時にはテレビをつけてしまいますが、そのような⾒⽅では⼤抵、後で後悔してしまいます。ああ、無駄な時間を過ごしたな、と。また、テレビを観なくてもつけっぱなしにすることも控えるようにしています。テレビをつけていると不思議なことになんとなく疲れます。⾃分のペースやリズムのようなものが乱れたり、神経的にも疲労を感じます。それはテレビの内容にもよるでしょうが、ワイドショーやバラエティー番組で特に感じます。「嫌い」とは違います。嫌いだったら⾒ないにように努⼒をする必要はありません。そもそもテレビは少しでも⻑く⼈を引き付けて視聴してもらうようにできているので、それは⾃覚した⽅がいいと思いますし内容の正確性はあてにしてはいけないと思います。テレビを避けるようにする3つ⽬の理由はコマ―シャルが耐えられないことです。いいところで必ずコマ―シャルが⼊ります。コマ―シャルが終わってまた再開するとさっき中断したところよりちょっと戻っています。内容の復習の意味もあるのですが、だとすると、視聴者に丁寧すぎる、悪く⾔うと⾺⿅にしているように感じます。そしてようやくちょっと進んだらまたコマ―シャルでまたちょっと戻って再開。結局、トータルで⾒ている時間のわりには内容はあまり進んでいないと感じてしまい、もともとせっかちな性分なので気になって仕⽅ありません。従って、⺠放よりもNHKを⾒ることの⽅がずっと多いです。⾃分の好きな⼤相撲中継や歴史番組(「英雄の選択」など)は⼤好きです。クラシック⾳楽の演奏会も放送してくれます。そもそも、NHKはスポンサー収⼊が不要で視聴料で運営されているので⺠放よりも内容の濃い番組が作れるのは当たり前なのですが。それでも時々不正確であったりやらせに近いものを放映することがあるので頭から信⽤はしない⽅がいいでしょう。⺠放会社はテレビの本業では利益はあまり得られず、グループ会社のその他の利益でなんとか維持していると聞いたことがあります。いろいろ⾟辣なテレビ批判をしましたがやっぱり好きな番組はあるので挙げてみます。私がいまハマっている番組はNHKの「チコちゃんに叱られる」と「ブラタモリ」です。他にBSで⾵景やペットを映している番組には癒されることがありますし、英語の海外ニュースも勉強になるので、⾒ることが多いです。そういえば⽇曜の朝にやっている「⼩さな旅」もいいですね。「チコちゃんに叱られる」は情報がたまに怪しいと感じるときがありますが、⼤好きなのはサブキャラのカラス「キョエちゃん」です。⺠放でもお笑い芸⼈の話はやっぱり⾯⽩いですし・・・、あれ?なんだかんだいっても結局⾒てますね。
2019-06-03 22:57:07